2010年10月05日
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感想・映画『第9地区』

Written By: トーノZERO連絡先

 たまには地元の下高井戸シネマで見るのもいいかと思っていたとき、駅ポスターで偶然ロードショー公開時見たかったけれど見られなかった「第9地区」をやると知って見てきました。やはり地元は行くのが楽でいいや。まあ、ネットで席の予約は入れられないけど (自由席なのだ)。料金が割引になる火曜日を選んで見に行きました。

面白い §

 面白いじゃないか。

 予想以上です。

コンビ §

 要するに異星人と人間のコンビが問題を解決するという話ですね。途中で波乱もあったりしたものの、最後には信頼関係を築けるわけです。そういう意味で、コミュニケーションの話です。

どんでん返し §

 てっきり、司令船が発進して終わりだと思ったら撃墜されて更に続くわけですね。

 バッドエンドかと思いきや、希望の残る結末になったのも良かった良かった。てっきり序盤のインタビュー映像で、主人公は最後に死ぬものだと思っていましたよ。

ロボ §

 ロボは日本のアニメっぽい、というかFRONT MISSIONぽいかな?

 でも、ロボはクライマックスを前に壊れちゃうわけですね。ジリオンでトライチャージャーが途中で壊れて最後は生身でクライマックスを迎えるようなものですね。

 確かに、最終回でエルガイムMk2からエルガイムに乗り換えるのはいいけど、生身の顔でクライマックスを迎えるのはもっといい。

 他にロボの動きも明らかに日本のアニメではあり得ない動きですね。先入観のないアメリカ人がロボをやれば、全く違うものができてくるわけですね。

トラクタービーム §

 日本ではあまりなじみがないけれど、トラクター(牽引)ビームという、物体を引き寄せる光線はレンズマンの昔からメリカSFの定番ですね。だから、こんな変化球的映画でストレートなガジェットが出てくることは意外だったものの、納得できました。しかし、日本のオタクだと納得できないかも。